2011年01月24日

年間の書籍出版点数は何点?

昨日述べたように、アマゾンには正確な書籍出版カタログ(書籍データーベース)を構築しようとする意思はなく、出版状況を正確に知ることはできないサイトとなっています。
毎年、書籍が年間何点出版されているか発表しているのは「出版年鑑 出版ニュース社」と「出版指標 社団法人 全国出版協会・出版科学研究所」です。

2009年を例にとると
出版年鑑では出版年鑑2010に示されるように78,500点です。
出版指標年報では新刊点数の推移に示されるようにように78,555点です。

ところが書棚ドットコムが収集した2009年の書籍出版点数は90,394点です。
このうち、アマゾンのProduct Advertising APIにアクセスして書籍データが入手できるのは89,030点です。差の1,364点は書棚ドットコムにあって、アマゾンのカタログに欠けている本となります(昨日指摘した15509の化学商品など)。
書棚ドットコムの書籍データベースが完璧だと言うつもりはありません。しかし、出版年鑑や出版指標年報の点数とは一万点以上の差があります。主な原因はコミックや自費出版本ではないかと思います。あくまで推定ですがコミックは流通上雑誌扱いですから出版年鑑や出版指標年報では実態を把握しにくいのではないでしょうか。

私は最も真実に近い出版点数を把握しているのは紀伊国屋書店だと思います。なぜならば小規模出版社は大手流通のトーハンや日販を通さなくても、リアル書店最大手の紀伊国屋書店には販売してもらいたいと思うからです。また伝統的に紀伊国屋書店では書籍を単なる商品としてではなく文化として扱っており、正確な書籍データーベースを構築しようとする伝統と意思を感じるからです。それでも書棚ドットコムの書籍データベースにあって紀伊国屋書店で検索できない本もあります。いずれのネット書店も不完全です。なお出版社は国立国会図書館へ法律上納本の義務がありますが、現実には出版された本の1〜2割は納本されていないのが実態で、国立国会図書館の書籍データーベースは最も当てになりません。

結局、正確な書籍出版の実態や出版点数はわからないのですが、ここ数年は約9万点と言ってよいと思います。

この件について詳しく知っている人がいれば教えてほしいですね。

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posted by nobuoji at 17:55| Comment(0) | 日記
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